IE9 の表示の問題に対応するアップデートが公開されて数日、こんどはセキュリティアップデートが公開されました。影響を受けるのは、以下のバージョンです。
- デスクトップ版: 10.3.181.16 以前の全てのバージョン (Windows, Macintosh, Linux, Solaris)
- Android 版: 10.3.185.22 以前の全てのバージョン
今回のアップデートは、クロスサイトスクリプト (CSS) の脆弱性に対応するものです。"重要" (4 段階で 2 番目に深刻) に位置づけられる脆弱性で、既にこの脆弱性を利用した攻撃も発見されているため、速やかな更新が推奨されています。
新しいバージョンは、
- デスクトップ版 IE 用 ActiveX: 10.3.181.23
- デスクトップ版その他のブラウザ用プラグイン: 10.3.181.22
です。
Android 用のアップデートは今週中に公開の予定だそうです。
既に Flash Player 10.3 (除くデバッグ版) をインストール済みの環境では、オートアップデートにより更新が通知されると思います。それ以外の環境では、Flash Player ダウンロードセンターにアクセスして、新規バージョンをインストールします。(http://www.adobe.com/go/getflashplayer_jp)
Google Chrome に関しては、こちらのブログに更新情報があります。(Google Chrome Releases)
デバッグ版は Flash Player サポートページから入手できます。相変わらずページ内のテキストは古いままですが、リンク先は最新版です。
現在インストールされているバージョンは、Flash Player 製品ページから確認できます。Android 上では、「設定」 → 「アプリケーション」 → 「アプリケーションの管理」 → 「Adobe Flash Player 10.x」 から確認できます。
android 用の 10.3.185.23 も公開されました。
Flash Player 10.3 for Android Release Notes
http://kb2.adobe.com/cps/902/cpsid_90281.html
アンドロイド マーケットから更新できます
早くも v10.3.181.26 になりましたね。
APSB11-18
http://www.adobe.com/support/security/bulletins/apsb11-18.html
これへの対応ですね。
Flash Player for Android が 10.3.185.24 になりました。
APSB11-18 への対応です
http://www.adobe.com/support/security/bulletins/apsb11-18.html