Flash Media Server 4 が発表されました。(Adobe Flash Media Serverファミリー)
Flash Media Server 4 には Streaming Server, Interactive Server, Enterprise Server の 3 種類が用意されています。Enterprise Server は、アプリケーションレベルのマルチキャストなど RTMFP を使った大規模 P2P ネットワーク構築用の機能を持つサーバーです。
久しぶりのバージョンアップということもあり、たくさんの新機能や機能拡張があります。それぞれのサーバーの主な機能については、こちらのページをご覧下さい。(エディション別比較表)
以下は、主な新機能のリストです。(製品により使える機能は違います)
- 64 bit 対応: 64 bit OS に対応。Linux CentOS 5.3、Red Hat Enterprise Linux 5、Windows Server 2008 をサポート
- ピアアシストネットワーク: RTMFP を使い Flash Player 10.1 と P2P ネットワークを実現。ノード紹介機能や、ポスト、オブジェクト複製機能も
- IP マルチキャスト: Flash Player 10.1 に IP マルチキャスト通信可能
- アプリケーションレベルのマルチキャスト: IP ネットワーク上にマルチキャスト用の通信網を形成
- マルチキャストフュージョン: IP マルチキャストとアプリケーションレベルマルチキャストを組み合わせてマルチキャストが可能
- バッファー内データの利用: Flash Player 10.1 のバッファー内に保持されているメディアにアクセス。高速検索やスローモーション、フレームステッピングが可能。接続が切れた場合に、バッファーの再生を継続しながら再接続
- RTMP ダイナミックストリーミング: アダプティブビットレート配信により、帯域幅の変化に合わせてストリームをすばやく切り替え
- タイムコード: ストリーム間の同期を確実に行うためタイムコードの挿入を確実に行う
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