Flash Media Server 4.0 の発表に合わせて、クライアント側でも OSMF (Open Source Media Framework) の新しいバージョンのベータ版が公開されました。OSMF は、Flash 上でのビデオ再生環境を実現する際に必要な、コンポーネントやベストプラクティスの共有を目的として始められたオープンソースプロジェクトです。
新しいバージョン OSMF 1.5 “Neon” は、FMS の新しい機能に対応するための機能拡張と、いくつものバグ修正が行われています。
最新ビルドのダウンロードページはこちらです。 (OSMF/Downloads@Adobe Open Source) リリースノートも (英語です) あります。
開発に必要な環境は、Flex 3.2 SDK 以降、または Flash CS4/CS5 Professional です。
クライアント環境は、Flash Player 10.0 以降がサポートされます。
以下の 2 点が、今回のビルドで追加された主な機能です。
- マルチキャストのサポート:FMS 4.0 から追加された 3 種類のマルチキャストに対応。追加されたマルチキャストは以下の通り
- IP マルチキャスト
- アプリケーションレベル (P2P) マルチキャスト
- フュージョン (IP マルチキャストから P2P マルチキャストへフォールバック)
- ストリーム再接続のサポート
FMS 3.5.3 から追加された、新しいストリーム再接続機能に対応。再生中のストリームが切断されると、バッファされたデータを再生しながら再接続を行うため、再生の中断を最小化できる
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