Flash Builder 4 と同時に Flex 4 SDK のリリース版も公開されました。Adobe サイトからダウンロードできます。(Download Adobe Flex 4 SDK) もちろんオープンソースサイトからもダウンロードできます。(Gumbo Downloads)
Flex 4 SDK では Spark と呼ばれる新しい UI コンポーネントアーキテクチャーが採用されました。主なポイントは以下のとおりです。
- UI コンポーネントの View と Logic を分離、デザイナーと開発者の協業をより効果的に
- 新しいアニメーションエンジンの採用、パフォーマンスの向上、より多彩なエフェクトの使い方
- 強化されたレイアウト機能、コンテナとレイアウトの分離
- FXG と MXML グラフィックスの採用、デザインツールと直接データ交換
- 約 30 の新しいコンポーネントやプリミティブ (Group, Panel, Button, Label, etc.)
- Flex 3 のコンポーネントとの共存が可能
また、ステートも新しく使いやすく設計しなおされました。これによって Flash Builder 4 のステートをサポートする機能も向上しています。
開発者向けには、
- コンパイラのパフォーマンス向上
- MXML ドキュメントの ASDoc サポート
- 双方向バインディング
- CSS セレクター
- OSMF ベースのビデオコンポーネント
- SWFObject ベースの HTML テンプレート
等の新機能が提供されています。
Flash Player 10 の新しいテキストエンジンと TLF の統合も行われています。まだ、一部のコンポーネント限定で、機能も制限されますが、今後のアップデートで順次強化される予定とのことです。
より詳しい情報が Flex デベロッパーセンターに掲載されています。こちらもご覧ください。
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