Flex SDK 3.4 公開

Flex 3.4 SDK のマイルストーンビルドが公開されました。Adobe オープンソースサイトの SDK ダウンロードページから入手できます。(Flex 3 SDK Downloads

Flex 3.4 SDK で修正されたバグのリストはFlex のバグ管理サイトから確認することができます。(http://bugs.adobe.com/flex/) 実際に Search 画面内で条件を 3.4 & Fixed に設定して検索してみたところ 47 件がリストされました。Flex SDK に含まれる AIR SDK 及び Flash Player と AIR ランタイムも最新のものに更新されています。(ちなみに、AIR 1.5.2 SDK は Flex 3.2 SDK 以降でサポートされます)

また、今回のアップデートにはセキュリティフィックスも含まれています。Express Install のテンプレートファイル内に存在したクロスサイトスクリプティング関連の脆弱性への対応です。これは重要なアップデートという位置づけになっており、全ての Flex ユーザーに 3.4 SDK への移行が推奨されています。

一方、既に Flex 3.3 SDK 以前のバージョンを使用しているプロジェクトのためには、Express Install テンプレートをマニュアルで変更するためのガイドが提供されています。(Security Issue SDK-22303: XSS in express-install templates - 日本語版も近々公開されると思います)

作業内容は、下記の 2 つのファイルを見つけて、

  • %Flex SDK%\templates\express-installation\index.template.html
  • %Flex SDK%\templates\express-installation-with-history\index.template.html

以下の作業を行う、というものです。

  1. var MMredirectURL = window.location; と書かれた行を探す
  2. それを var MMredirectURL = encodeURI(window.location); と書き換える
  3. index.template.html ファイルを保管する

なお、SWFObject の最新版でも同様な脆弱性への対応が行われているという話ですので、SWFObject を使用しているサイトでは 2.2 への移行をご検討ください。

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