既報のとおり Adobe AIR 1.5 が公開されています。(http://get.adobe.com/jp/air/)
インストールは既存の環境を上書きするため、検証環境へのインストールを行う際はご注意ください。AIR 1.5 のランタイム上でも AIR 1.0, 1.1 のアプリケーションはサポートされます。とはいえセキュリティフィックスによる仕様変更への対応は必要になるケースもあります。その他機知の制限事項についてはリリースノートをご覧ください。(air 1.5 release note - PDF:129KB)
開発環境は、Flash CS4, Flex Builder 3, Dreamweaver CS3/CS4 が利用できます。現時点で日本語環境で使える AIR 1.5 の開発ツールは Flex Builder 3 と Dreamweaver CS3 ですね。Flex Builder 3 のアップデートはヘルプメニューから「更新を検索...」を選べば処理が開始されます。Dreamweaver CS3 用の AIR 1.5 機能拡張は Tools for AIR and Ajax のページの下のほうにあるリンクからダウンロードしてください。(日本のサイトはまだ更新されていないようなので)
AIR 1.5 の SDK のダウンロードは Adobe AIR SDK から、Flex 3.2 SDK のダウンロードは Flex 3 SDK Downloads からどうぞ。
AIR 1.5 の新機能は
- 新たに 5 ヶ国語のサポートを追加
- Flash Player 10 のサポート
- WebKit のバージョン更新
- ローカルデータベースの暗号化機能追加
です。
SQLite データベースの暗号化
AIR 1.5 から SQLConnection クラスの open(), openAsync() メソッドが最後の引数に暗号化の鍵を渡せるよう変更されています。
public function open( reference:Object = null, openMode:String = "create", autoCompact:Boolean = false, pageSize:int = 1024, encryptionKey:ByteArray = null):void public function openAsync( reference:Object = null, openMode:String = "create", responder:Responder = null, autoCompact:Boolean = false, pageSize:int = 1024, encryptionKey:ByteArray = null):void
encryptionKey は 16 バイト長です。これを指定した場合のみ暗号化された(る)データベースとして扱われます。
パスワードから鍵を生成したいときに、オープンソースの ActionScript 3.0 core library プロジェクト (as3corelib) の EncryptionKeyGenerator というクラスが使えるようになるようです。下のような使い方ができるとのこと。
import com.adobe.air.crypto.EncryptionKeyGenerator; var keyGenerator:EncryptionKeyGenerator = new EncryptionKeyGenerator(); var encryptionKey:ByteArray = keyGenerator.getEncryptionKey(password);
まだ追加されてないっぽいのですが、コードはこちらに紹介されていますので英文ですがご参考まで。(Understanding the EncryptionKeyGenerator class)
WinXP SP3 上でDW CS3にAIR1.52一式で
Adobe AIR Extention for Dreamweaverの[Save]や[Create AIR files]でCould not open or create the application descriptor file.と表示されます。
ちなみに、上條さんのところでは動作していますか?
ちなみに現状なのですが、
1)Previewはstartするのですが起動しないご様子。
2)Create AIR filesは正常終了の模様。
多分、icon不足やapp..xmlを誘拐してきたのが原因なのか
と思われますので正しい手順で再度試しますです。
ありがとうございました。