Flex 3.0.3 SDK の stable build が公開されました。(Flex 3 SDK Downloads) いくつかのバグフィックスに加え、locale/ja_JP が zip ファイルに含まれていますので、これから AIR 開発環境を設定する人にはお勧めです。Flex Builder の設定は、以前の記事 (Adobe AIR 1.1 公開です) と英文ですがテックノート (Update Flex Builder to use the Adobe AIR 1.1 SDK) をご覧ください。
今後は、AIR 1.1 に正式対応するマイルストーンリリースとして Flex 3.1 が 8 月に公開される予定です。 (3.1 がリリースされるまでの間は暫定的に 3.0.2 がサポートされるそうです)
それから、今秋には Flex 3.2 も公開が予定されています。Adobe オープンソースのサイトによると Flex 3.2 では Marshall Plan と呼ばれる新機能が追加される予定になっています。Marshall Plan は異なるバージョンの SDK で開発された SWF を 1 つのアプリケーション内で利用可能にする技術で、例えば、将来のバージョン (Gumbo ?) で作成したメインのアプリケーションに Flex 3.1 SDK で作成してあったサブアプリケーション (SWF) をロードして使うようなケースが想定されています。
Marshall Plan は Flex 3.1 以前のバージョンでは利用できないとの記述があったので AIR 1.1 サポートの件もあわせ既存 Flex アプリの 3.1 対応は検討する価値がありそうです。
コメントする