Adobe Labs に Flash Player 10 ベータ 2 が公開されています。(Flash Player 10@Labs)
Flash Player 10 からは Windows 98 および OSX 10.1 - 10.3 がサポートされません。一方 Linux では Ubuntu サポートが追加されました。その他のディストリビューションについては RHEL 5 と SUSE 10.3 がサポートされます。
ダウンロードは、こちらのページからどうぞ。(Flash Player 10 Download@Labs) ベータ 1 の記事 (Flash Player 10 beta 公開) に少し詳しい説明がありますが、インストール前に現在インストールされている全ての Flash Player のアンインストールが必要です。
今回追加された機能は以下のとおりです。
- Sound API の拡張: オーディオデータを ByteArray として利用したり、バッファの状態を検知することができます。
- Linux WMODE : Linux 上での WMODE がサポートされました。ただし、使用できるブラウザは Firefox 3 限定です。
- Video4Linux v2 : Linux で動画などを扱う Video4Linux v2 (V4L2) の API がサポートされました。
- unloadAndStop API : 読み込んだコンテンツに対してこの API を呼ぶと直ちに音の再生を停止やイベントリスナの削除が行われます。AS3 で AS2 のアンロードと似た動作が実現できます。
- フルスクリーンモードでのキーボードサポート : エンターキーやシフトキーなど限定されたキーのイベントがサポートされます。
その他、たくさんのバグフィックスが行われています。
(追記)
ASDoc も更新されています。 (flashplayer10_as3langref_070208.zip :6.81MB )
いつも有益な情報ありがとうございます。
検地→検知?
重箱の隅ですいません。
ご指摘ありがとうございました。
修正しておきました。
ついでに、言語リファレンスの更新情報も追加しました。