Adobe AIR ベータ 3 に対応した Flash CS3 Professional のアップデートがちょっと遅れて公開されました。(AIR:Flash_CS3_Professional_Update@Labs)
今回サポートされるプラットフォームは以下の通りです。
- Windows® XP sp2
- Windows® Vista Home Premium, Business, Ultimate, Enterprise (certified for 32-bit) editions.
- Mac OS X 10.4.x (Intel or PPC)
インストールの際は、まず AIR ベータ 3 の実行環境をインストールします。 (AIR download@Labs)
AIR ベータ 3 用アップデータをインストールする前には Flash CS3 Professional (9.0.2) 用の Flash Player アップデートもインストールする必要があります。Adobe の Flash サポートサイトから日本語版をダウンロードしてください (Adobe Flash Support Center)。この数日に Adobe Update Manager からの自動更新でアップデート済の方はこの手順をスキップできます。
事前準備が環境したら、以下のファイルをダウンロードします。
Macintosh: flashcs3 air extension p3 jp 121407.dmg (49 MB)
Windows: flashcs3 air extension p3 jp 121407.exe (16 MB)
なお、今回のアップデータを適用する前に以前のバージョンをアンインストールすることをお勧めします。ベータ 1 を削除せずにベータ 3 をインストールした場合は、必ず以下のスクリプトをダウンロードして実行してください。
ベータ 1 削除用スクリプト: (右クリックまたは ctrl クリックして jsfl ファイルとして保存します)
flashcs3_air_extension_p1cleanup_jp_100107.jsfl (1KB)
アンインストールの手順は以下の通りです。
Macintosh
- /Applications/Adobe Flash CS3/ を開き AIK フォルダーを削除します
- /Applications/Adobe Flash CS3/First Run/Commands を開き以下のファイルを(存在すれば)削除します
- - AIR - Application and Package Settings.jsfl
- - AIR - Package AIR File.jsfl
- /Users/<username>/Library/Application Support/Adobe/Flash CS3/<lang>/Configuration/Commands/ を開き以下のファイルを(存在すれば)削除します
- - AIR - Application and Package Settings.jsfl
- - AIR - Package AIR File.jsfl
Windows
- \Program Files\Adobe\Adobe Flash CS3\ を開き AIK フォルダーを削除します
- \Program Files\Adobe\Adobe Flash CS3\<lang>\First Run\Commands\ を開き以下のファイルを(存在すれば)削除します
- - AIR - Application and Package Settings.jsfl
- - AIR - Package AIR File.jsfl
- \Document and Settings\<username>\Local Settings\Application Data\Adobe\Flash CS3\<lang>\Configuration\Commands\ を開き以下のファイルを(存在すれば)削除します
- - AIR - Application and Package Settings.jsfl
- - AIR - Package AIR File.jsfl
まだ、日本語に対応していないため、パス名等に日本語が含まれると動作しません。他にもいくつもバグがあります。主なものだけいくつか挙げてみると、
Mac and Win:
- 最初のコンパイル時に定義が見つからない旨のコンパイルエラーが表示されることがあります
- トレースの出力がデバッグ時にしか表示されません。
- flash.net クラスを使用するには ServiceMonitorShim コンポーネントをコンポーネントパネル内の AIR Service Monitor からライブラリにドラッグします
- 以前のバージョンで作成した AIR 用の fla をそのまま使用する場合はアプリケーション記述ファイルを明示的に作り直す必要があります
Mac のみ:
- パッケージ作成に失敗してもエラーが表示されません
英文になりますが、ドキュメントが以下のリンクから参照できます。