Flex 2 の MXML & AS3 言語リファレンス(Flex 2 Language Reference@livedocs)の生成にも使われている ASDoc がプレビュー版という位置づけで Adobe Labs に公開されました。これを使えば簡単にクラス定義ファイルからクラス仕様書を作成することができます。
ASDoc を使用するには Flex Builder 2 か Flex 2 SDK のどちらかがインストールされている環境が必要です。次の zip ファイル(asdoc.zip - 4.6MB)をダウンロードして SDK のインストールされているディレクトリで展開すると使用できるようになります。例えば、C:\Program Files\Adobe\Flex Builder 2 に Flex Builder 2 がインストールされている場合は C:\Program Files\Adobe\Flex Builder 2\Flex SDK 2 でファイルを展開します。これにより bin ディレクトリの下に asdoc.exe が作成されます。Mac OS X の場合は既存のフォルダを上書きしてしまうので、別途展開してコピーしてください。
ところで、大変残念なことに使用上の制限として次の文が書かれています。
non-ASCII comments are not parsed correctly, even with actionscript-file-encoding set.
つまり、日本語は現在使用できないということです。
ASDoc の作者と会話したところ本人は直す気まんまんだったので一緒にテストすることになりました。今のところ判明している現象は文字化けとコンパイルエラーですが、そのほかにも情報をお持ちの方はお知らせいただければと思います。
こんばんは、sato-shiです。
上条さんも作者さんとお話されたんですね♪
私もサンプルコードと画面イメージ付けてお伝えしました。
日本語で書いたコメントのASファイルをnative2asciiで変換してからHTMLで表示してもダメだったので、希望としては、
UTF-8やShift_JISでも正しく生成してもらいたいです。
こんばんは。
私も公開されたときに試してみました。
htmlファイルを生成するときに使用しているテンプレートファイル(xlstファイル)に直接日本語をUTF-8で書いた場合は表示されるようです。
中途半端に日本語化したxlstで出力した結果です。
http://www.noridon.net/asdoctest/
tempateの部分は正しく表示されて、asファイルから抜き出した部分は文字が正しく表示されないという不思議なhtmlファイルになっています。^^;
templateファイルにある、xsltのうちprocessHTML.xslは
outputのencodingがASCIIになっています。
その他のxsltはUTF-8になっていました。