先日 Adobe Labs にて、Ajax 関連の発表が2件行われました。
一つ目は、FABridge (Flex Ajax Bridge) と呼ばれる Flex2 アプリケーションと Ajax アプリケーションを連携させるためのライブラリです。これを使うと、Ajax 側から Flex コンポーネントのメソッドを呼び出したり、あるいは逆に Flex 側から Ajax の関数を呼び出したりが簡単にできます。つまり、Ajax アプリケーションに Flex アプリケーションを埋め込むといったことが気軽にできるようになるわけです。現在はまだアルファ前の段階ということで、これからまだ変更などは多々ありそうですが、興味のある方は是非試してみてください。
もう一つは、ACFDS (Ajax Client for Flex Data Services) というちょっと長ったらしい名前を持つライブラリです。これは Ajax アプリケーションから Flex Data Service を利用するためのものです。例えば、パブリッシャー/サブスクライバー型メッセージング機能やリアルタイムデータシェアリング等の機能が Ajax アプリケーションからも使用できるようになります。こちらはまだダウンロードできるサンプルは提供されていません。現時点では年末を目処にフリーで提供できることを目指すという状況のようです。
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