Splite クラスと MovieClip クラス

Sprite クラス

Sprite は、基本的には DisplayObjectContainer をそのまま具象クラス化したものと見做せるでしょう。(livedocs@lab) 子オブジェクトの管理やユーザーインタラクションの実現など、Flash コンテンツを開発する上でコアになる機能を提供します。 (DisplayObjectContainer + InteractiveObject + DisplayObject

DisplayObjectContainer から追加されている主な機能ははドラッグ&ドロップ操作への対応くらいです。下記はそのメソッドです。

public startDrag(lockCenter:Boolean = false, bounds:Rectangle = null) : Void
public stopDrag() : Void

Sprite のサブクラスである MovieClip よりも軽いので、AS3 では開発の中心となるクラスと位置づけられています。UIComponent のベースクラスも AS3 からは Sprite に変更されました。(というわけで UIObject クラスも必要なくなりました。) また、なにより new Sprite() と書けるのが嬉しいところです...というのは、AS2 を書いたことのない人には関係ない話でしたね。

AS3 での典型的なクラスのコーディングは次のような感じです。

// 1.Sprite (または MovieClip)のインスタンスを生成
   var foo:Sprite = new Sprite();
// 2.必要な DisplayObject を Sprite のディスプレイリストに追加 var myDo:DisplayObject = new myDisplayObject(); foo.addChild(myDo);
// 3.イベントに対するコールバック関数を定義する myDo.addEventListener(MouseEventType.MOUSE_UP, onMouseUpEvent);

MovieClip クラス

MovieClip は Sprite にタイムラインとシーン機能が追加されたものです。(livedocs@lab) スクリプトのみで Flash コンテンツを制作する場合にはあまり使う機会はないかもしれません。実際、特に理由がない限りは親クラスの Splrte を使用するようにしましょう。

MovieClip もやっと ActionScript オブジェクトになり、普通に new MovieClip() が書けるようになりました。その代わりに MovieClip のインスタンスを生成する方法はコンストラクタのみになりました。createEmptyMovieClip や duplicateMovieClip といったメソッドはありません。

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2014年1月

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