Bitmap クラスと Shape クラス

Bitmap クラス

Bitmap クラスはビットマップ画像を表示するのに使用されます。(livedocs@lab) Bitmap クラスの役割は表示位置やフィルターの種類の指定などの表示状態を指定することで、実際のビットマップデータは Bitmap.bitmapData プロパティから参照される BitmapData クラスのインスタンスが持ちます。Bitmap はあくまで容れ物ということです。

BitmapData クラスについては Flash8 から追加されたものと基本的に同じです。(livedocs@lab) 描画オブジェクトのスナップショットを取ったり、様々な加工を施すことができます。AS1/2 では、MovieClip に attach して使用していましたが、AS3 では Bitmap が MovieClip の代わりをします。

BitmapData のインスタンスは複数の Bitmap オブジェクトから共有できるため、画面にたくさんのビットマップ画像を表示しても、メモリを効率的に使用できるようになっています。

Shape クラス

Shape クラス(livedocs@lab)はベクターグラフィックの表示が担当です。Bitmap クラスと同じように、実際のデータは Shape.graphics というプロパティに持ちます。このプロパティのデータ型は Graphics クラスです。

Graphic クラス(livedocs@lab)は以下のように描画用の API を持っています。これらの API は、AS1/2 では MovieClip のメソッドとして実装されていましたが、AS3 では専用のクラスが用意されました。

 public moveTo(x:Number, y:Number) : Void 
 public lineTo(x:Number, y:Number) : Void 
 public beginFill(color:uint, alpha:Numer = 1.0) : Void 
 public clear() : Void 

また、新しく便利な API もいろいろと追加されています。

 public drawRect(x:Number, y:Number, width:Number, height:Number) : Void 
 public drawCircle(x:Number, y:Number, radius:Number) : Void 

コメントする

2014年1月

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
レンタルサーバー

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261